普段何気なく乗っている日本の電車。日本は全国どこへ行っても、電車は時刻表通りにやってきます。しかしひとたび外国人が日本の電車を見ると、その正確さに目を疑うようです。
電光掲示板が超フレンドリー!
例えば東京の中央・総武線の電光掲示板には、電車が現在どの辺りを走行しているかまで表示されています。これなら英語が判らない外国人でも直ぐに理解する事が出来ます。
そしてこれが、大体どの辺りではなく、秒単位で運行されているから驚きです。
これも日本の「おもてなし」の心の現れではないでしょうか。
日本の正確すぎる公共交通機関の運行
昭和42年に天皇陛下が新幹線に乗車したとき、その車両を運転していた運転手はこう証言しています。
「停車駅の名古屋・京都・新大阪はプラスマイナス5秒以内、停車位置はプラスマイナス1センチ以内の許容しかなかった」と。
ここまで徹底していると、もはや変態の領域に達してしまいそうな正確さです(笑
そのため日本では、僅か5分の遅れで駅構内に謝罪のアナウンスが流れたり、大きな遅れが発生した際には乗客に対して遅延証明書が渡されたりする等、外国から見たら驚きの連続。
それに比べて、アメリカのような車社会では、電車やバスは日本と比べると、まだまだ一般的な交通手段になっていません。
公共交通機関が定刻通りに来なくても、大きな問題にはならないし、イギリスでは10分、フランスでは13分、イタリアでは15分までの遅延は統計上「定刻運行」と見なされるようです。
その常識、海外では非常識
日本人からすると、そんな事は常識だ、当たり前だと思うような行動が、外国人から見るととても素晴らしかったり、驚くような事がいくつも有るという事は、新しい発見に繋がりますね。
当たり前な事が実は当たり前ではない。普段何気なくやっている事、受けているサービスに感謝する事が出来れば、ちょっぴり幸せな気持ちになれると思います。
アメリカ人のスティーブさんのリポートをご覧頂きたい。
海外の反応