バッテリーが死んでエンジンが掛からない! 焦った時に使える裏技とは。

自動車はエンジンが掛からなければ何も出来ません。もし寒い冬等にバッテリーが弱っていてエンジンが掛からない時、MT車ならエンジンを始動出来る裏技が存在する。

このテクニックはMT車専用です。AT車(オートマチック)では出来ないので予めご了承ください。何はともあれ動画を確認。

押し掛けとは、タイヤが回転する力を使ってクラッチ操作でエンジンを掛ける方法。AT車やC­VT車は構造上、タイヤからの回転力をエンジンに伝える事が出来ないので、押しがけを­する事は出来ないのでお忘れなく。

ちなみに、バイクの場合も同様で、スクーターはクラッチが無いので押しがけする事が出来ません。マニュアルトランスミッションである事が前提となるので、この知識は覚えておいて損はないです。

*クラッチスタート付きの車両でも押しがけは可能です。*

以外と知らない? MT車のエンジンの掛け方。

手順をおさらいしておきましょう。

1、
キーを回してONになった事を確認したら、パーキングブレーキを解除&ギアを2速に入れる。
クラッチを踏み続けておく事をお忘れなく。

2、
後ろから押しながら10~15km/hのスピードが出ているタイミングでクラッチを勢い良く離す。
半クラッチを使ってしまうとエンジンブレーキで停止してしまいます。

3、
エンジンが始動し始めたら、アクセルを踏み、エンストを起こさないようにする。

4、
バッテリーが死んでいる場合は、
そのまましばらくアイドリングをキープして、バッテリーを充電する。

押し掛けは、あくまで緊急事態の時に使う最終手段です。多用してしまうと、クルマに大きな負担を掛ける事に繋がってしまうので、 注意しましょう。

おまけ1
1人で押しがけしてみた。

おまけ2
NGシーン

車重が重たい車両を平坦な場所で押しがけするのは至難の技です(笑

おまけ3
F1マシンでも押し掛け

スポンサーリンク

シェアする