フェラーリの中でもとりわけ特別な存在とされているのが、
フェラーリ250GTOだ。
僅か39台しか製造されてないこのクルマは、
製造から歳月から経つにつれて車両価格はうなぎ上り。
最近開催されたオークションでは
史上最高額の65億円で販売されていたクルマだ。
この250GTOはシャシーナンバー5571。
3.0L V12エンジン 300hp仕様は36台製造されている中の最後の1台。
このクルマの所有者、デレク・ヒルさんは
アメリカ人初のF1ワールドチャンピョンである、フィル・ヒルの息子。
彼自身も1995年度のフェラーリ・インターナショナルチャンピョンシップや
フォーミュラーダッジ in ウェストコースト等で優勝している、実力の持ち主。
そんな経歴の持ち主に可愛がられているフェラーリ250GTOの状態は新車同様。
タイトなコックピット、クラシックハンドルに5速MT
1960年代にこれほど美しいクルマが存在していたとは、驚きの一言である。
クルマの美しさ、格好良さは人によって違うが、僅か39台しか生産されていないこのクルマに65億もの金額がつくという事は、その価値を認められている証だと言えよう。
四本出しマフラーに丸形テールライトなんかは最新のラ・フェラーリなんかにも共通する美しさがあるのではないだろうか。
気になるエンジンルームもピッカピカ!!w
1気筒あたり250cc, * 12で3000ccのV12エンジンは非常にバランスが取れているように思える。