多くのフォルクスワーゲン車に採用されている7速DSGトランスミッションのクラッチアセンブリを交換する映像。
湿式タイプの6速DSGと比べて乾式タイプの7速DSGはジャダー問題なんかもあって、世界中(特に北米や中国)でリコールが大量発生。酷い場合には発進すら出来なくなってしまうトラブルを抱えていたりする、何かとお騒がせなトランスミッションだとも言える。
クラッチ1の誤差は0.2mm。クラッチ2に至ってはエンジン側にあるため、誤差0.0mmってなんて精密な…日本車に多く普及しているトルコンATやCVTと比べて素早いシフトチェンジや、低燃費を可能にする反面、クラッチ2枚をぶち込んでるDSGは複雑極まりない。
現在7速のDSGは近い将来ギアを更に3枚追加して10速になるというのだから、トルコンATを含めギアの多段化は何処までいくのやら。