2012年1月14日に、千葉県にある茂原ツインサーキットで行われた、グッドスマイルレーシングカートGP。
当時ザウバーで活躍していたF1ドライバーの小林可夢偉を筆頭にセナ・プロスト時代にF1を走った片山右京選手も参戦する夢のマッチレース。当然小林可夢偉優勢かと思われたレースだったが、番狂わせなまさかの展開に….
レース前インタビューで余裕そうな小林可夢偉選手。当時はザウバーF1チームで印象的な走りだったなぁ…
レースは久々すぎて、直線でアクセル踏んだら足の脛が吊ってしまった片山右京選手(笑 事前練習で大人げなく走り込んじゃってます。
続いて笹原右京選手。2013〜14年にフォーミュラ・ルノー2.0へ参戦し、表彰台を獲得している未来のF1ドライバー候補?
今回のダークホースになるか?小学生の小高一斗選手。2011年の全日本カート選手権 Jrクラス東地域チャンピオンの実力の持ち主だ。
ポールポジションは片山右京。小林可夢偉は5番グリッドという隊列で白熱のレースがスタート!
現役F1ドライバーらしく怒濤の追い上げを見せる小林可夢偉! 新旧F1ドライバーが列んでコーナーに突っ込んで行く白熱の展開に。しかし後ろから近づく黒い影…. 小学生の小高一斗選手…!?
なんと、インを刺されて小学生に抜かれてしまった小林可夢偉! エキシビジョンレースだし、ここは手を抜いて小学生に前を走らせる作戦か..?
ん…. 何週経っても追いつけない(汗 むしろその差はどんどん開くばかり。現役F1ドライバーもビックリする程の速さを見せつけるスーパー小学生。
直線で体を縮めて空気抵抗を減らし、相手のスリップストリームに付こうとしてる小林可夢偉。アカン、これはマジな走りやで!w
まさか小学生相手に現役F1ドライバーが負けてしまっては、色々と美味しくない!そこで主催者がとった行動とは….
あなたの目で確かめて欲しい。
いやー大人げないなw
大人の厳しい世界を見せつけられてしまった小高一斗選手。小学生には少し可哀想な事したかな… モータースポーツの世界は政治的な事が沢山絡んで来るから、小さい時に本物のF1ドライバー相手にレースして、厳しい事も体験出来たのは、本人にとって大きな成長要素になったかもしれませんね。
2015年からホンダがF1復帰果たしたので、近い将来また日本人ドライバーがF1に戻って来てくれないかなぁ…
出演ドライバー
小林可夢偉(F1 ドライバー) 片山右京(GSR&Studie with TeamUKYO スポーティングディレクター) 番場琢(GT300 クラスドライバー) 安田裕信(GT500 クラスドライバー) 阿部翼(GT300 クラスドライバー) 国本京佑(2008 F3 マカオGP チャンピオン) 国本雄資(全日本F3・GT300 クラスドライバー) 笹原右京(2011ROTAX MAX Jr WORLD チャンピオン) 藤波清斗(2011 カート世界選手権最終戦2 位) 小高一斗(2011 全日本カート選手権Jr クラス東地域チャンピオン)
解説:中野信治
実況:中島秀之